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雪月花うさぎ

Author:雪月花うさぎ
おいでいただいてありがとうございます。
家族は、英国人の夫と、一人娘のゆっぴー(2007年生まれ)。
大学院留学から長年イギリスに住んでいましたが、数年前、一家で大陸ヨーロッパの片隅に移住。ゆっぴーには、ヨーロッパと日本の両方の文化を受け継いで欲しいです。
子供といろいろ経験するのを楽しんでいくことにしています。

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平和の旗

ここ1,2カ月、あちこちの役場などで、国旗と一緒にかの国の旗が揚げられている光景がおなじみになりました。

イースター明けに語学院に戻ったときは、それとは違う旗が。

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平和が早く戻るといいですね。かの国の惨状がこれ以上ひどくなりませんように。この国に逃げてきた人たちも、平和な祖国に帰れますように。
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再びの冬

ファイル整理をしていて、ふとウィーン旅行の写真フォルダーをみかえすことに。
ここ数日、ロックダウン関係でオーストリアが話題になっているので、つい感慨深くなってしまいました。
国立歌劇場のカフェ、懐かしいです。あそこのオペラ、また観に行きたいな..。死ぬまでに、また行けるのだろうか..。

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でも、取りあえずは、地元で、カフェ勉ができることがありがたいとしなければ。今のところは、EU圏内でワクチン接種した証明書を持ち歩いていれば、カフェの店内に座れます。(でも、これって意味あるのかな...) この辺は比較的感染が落ち着いているので、このまま冬が越せるといいのですが。

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ボコボコの荷物

今日届いた荷物。イギリスからのようです。箱の幅は70cmぐらいはあるでしょうか。
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テープで発送先が隠れているので差出人がわかりませんが、イギリスの集配所から発送された模様。
昔の船便じゃあるまいし、この箱、なんでこんなにボロボロなんだろう..。一応欧州内で、一体どういう扱いを受けたのか。

それとも、この集配所の住所、イギリスといっても北アイルランドだから、関税ではなく、もっと他の問題で荷物チェックが入った...? ないですよね、今時そんなこと。 (昔ロンドンで働いていたときは、時々”ドッカーン”といっていた時代でした。)  ま、国境で開けられているのだとしたら、これ、開封しても物騒なものじゃないってことですよね..。

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”モンスター”と”恋人”

ジャン・ポール・ベルモントは国葬で送られたらしいです。新聞には、Monstre Sacréという表現が使われてます。゛聖獣”と訳するのでしょうか。映画界での偉大な位置づけから使われているのか、それとも、映画のキャラの名前からでもきているのかわかりませんが、20世紀のフランスの大スターだったのは確かでしょう。なんでも、アラン・ドロンは、親友の死に「打ちのめされた」いるのだとか。そうだったのですね、あの二人って、そんなに仲良かったんですね。好敵手だったそうですが、タイプはまったく反対。ベルモントはアラン・ドロンが絶対やらないような、はじけた役もやってますものね。

そして、昨日の新聞には、「カトリーヌ・ドヌーブが恋人と死別」と。「え? 恋人って...? 旦那さんじゃなくて、恋人?」 と思って読んでみると、名作(らしい)「シェルブールの雨傘」での共演相手が亡くなった、という意味でした。

なんと紛らわしいタイトル。カトリーヌ・ドヌーブだから、つい、そういう比喩じゃなくて、ほんとに、近年年下の恋人でもいたのか、とか、そういうことだと思ってしまいました。だって、ちょっとお太りになったし、後期高齢者だからそれなりの衰えはあるものの、美人オーラが健在なのですもの。

「シェルブールの雨傘」って、名前とテーマ音楽のメロディーだけは知ってましたが、そうか、カトリーヌ・ドヌーブの出世作だったのですね。と、動画サイトを検索してしまいました。

うーん、数分ずつの動画を2,3本みたところでは、確かに雰囲気はあります。

でも、ストーリーは、あらすじだけ読むと、「名作」だというのが今一つピンとこないのです。元もこもないというか。
十代の少女が運命的な恋をし、出征する恋人を涙で送る。「あなたをいつまでも待っている」と、名メロディーに載せて歌う。でも、結局は、彼が戻ってくるよりも前に、お金持ちの男性と幸せな結婚をする。振られたボーイフレンドも、色々あるけれど、結局は幼馴染と結婚する。運命の恋をしたのに、結局は、別々に収まるところに収まっている、というのが、最後のシーン。音楽が名作じゃなかったら、どうなってたのだろう、という映画ですね。

若きドヌーブも、「うーん...美人なのかなぁ...キレイじゃないわけじゃないけど」という感じです。どちらかというと、母親役の女優さんの方が綺麗でした。でも、目力オーラと体当たり演技が評価されたのかもしれませんね。ドヌーブは、若い頃より50代、60代の頃の方が、美貌が光輝いていたのではないでしょうか。彼女の娘が「(母がキレイ過ぎるから)ボーイフレンドを家に連れてこられない」と嘆くのが納得できましたから。最初の”恋人”役は亡くなられたけど、ドヌーブにはまだまだ元気で輝く美婆でいていただきたいです。

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得にファンだったわけではないけれど、こういう時節がら、訃報というのは、悲しいですね。

花!

この一年あまり、飲食店も小売店も、開いては閉まりが繰り返され、なかなか元には戻りませんね。いつの間にか、家で楽しむコツみたいなのをつかんでしまったかもしれません。

ピンクの花、サクラソウ?プリムローズ? 昨年暮れに買ったものです。生活必需品以外のものは一旦販売禁止になり、その前日、大型スーパーで、植物の半額セールをやっていたのですよ。それを狙っていったわけではなく、閉店前、もうほとんど何も残ってなかったのですが、残りものには福...と思ってもいいかもしれません。ずーーーーーっと、この5か月間、次々花をつけ続けているのです。

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菊は、昨年の11月初旬に買ったもの。
こちらは、ロックダウンとは関係なく、時期的に、11月第一週の半額セールを狙って買ったのです。
ハロウィーンの翌日11月1日は万聖節。カトリックの国ではお墓参りに行く日です。お墓へのお供え用に、この時期菊の鉢植えがたくさん売られるのです。でも、縁起がどうのということはないらしく、普通に玄関先に飾っている家もあるし、秋だから菊が欲しくて、万聖節のあと半額になるのを狙って買いました。
冬の間はいったんお休みしていたけれど、春先に開いてからずっと咲いています。

先週はうっすら雪も積もったし、まだまだ寒いけど、お彼岸が過ぎてどんどん明るくなっているし、花のある生活はいいですね。