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雪月花うさぎ

Author:雪月花うさぎ
おいでいただいてありがとうございます。
家族は、英国人の夫と、一人娘のゆっぴー(2007年生まれ)。
大学院留学から長年イギリスに住んでいましたが、数年前、一家で大陸ヨーロッパの片隅に移住。ゆっぴーには、ヨーロッパと日本の両方の文化を受け継いで欲しいです。
子供といろいろ経験するのを楽しんでいくことにしています。

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通信教育...?

このところ、何か通信教育を受けてみようかな、と思い始めています。
と言っても、宅建とか、簿記とか、そういう即戦力な資格をとるための講座ではなく、大学の通信教育です。

でも、イギリスの大学を調べてみると、学士や修士号につながるコースは、パートタイムだと6年以上かかってしまうし、そこまで今更根気が続く自身はなし。それよりも、学費が高すぎ! 通信制は安いのかと勝手に思っていたら、ぜんぜんそうではないのですね。

まずは、単発で、修了書も出してもらえるのを何か受けてみようかと、サーチしております。そんな単発コースの修了書を出してもらっても、それだけでは別に資格にはならないですよね。学士を目指す人は、相互互換単位になるらしいのですが、うーむ...。

それにしても、学士や修士号所得のための単位になるもの、ただのカルチャーコース的なもの、昨今の大学は、いろいろな通信講座を開いているのですね。予算稼ぎでしょうか。 「そういうのって、わざわざ大学で学ぶものか」とも思える講座も数多。初心者用語学もあれば、もちろんIT系もあり。日本で言えば、旧帝大クラスの大学に、「子供のためのヨガと音楽セラピー」なんてのもありました。ヨガの先生の拍付け用なのでしょうかね..。

ーー
今日の一言:
日本でいう生涯教育は、Continuing Education (英) Formation Continue (仏)

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歌舞伎もみていました

小学校がやっと(?)遅い遅い夏休みをむかえる前に、親の方は、こっそり道頓堀まで行ってまいりました。
松竹座の歌舞伎をみるため。仁左衛門丈が切られ与三郎を演るなら、これははずせない。

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ゆっぴーが登校すると、電車に飛び乗り大阪へ。当日券、3等席がちゃんと買えました。

最初の演目、小さん金五郎で軽くウォームアップ。普通に楽しめました。久々のお芝居の色鮮やかさがうれしかったです。

次が、舞踊劇の「夕霧名残の正月」。これ、坂田藤十郎さんが襲名公演で踊られた演目ですよね。まずは、あの頃の藤十郎さんとのギャップに愕然。そりゃあ、今回は、雀右衛門襲名公演ということで、新雀右衛門演ずる夕霧が主役。でも、「夕霧を際立たせるための振付」というのを割り引いても、藤十郎があまりに動かな過ぎる。ついに、年齢を感じさせない元気な踊りの名手も、こうなってしまったか...と感慨がありました。それと、この演目、実は全然好きじゃないのですよね。「夕霧伊左衛門」と言えば、やっぱり「吉田屋(廓文章)」。美しく、楽しく、お目出度いお芝居。それなのに、何が悲しうて、こんなみじめな伊左衛門をみなあかんのか。

そして、次がお待ちかねの「切られ与三(与話情浮名横櫛)」。でも、ここに悲劇が....。実は、これ、最後までみることができなかったのです。ゆっぴーの下校時間との兼ね合いで、「御新造さん、お富さん」の台詞を聞く前に電車まで走らなければいけなかったのです。それを覚悟で、せめて、「第一第二幕だけでも!」と観に来ていたのですけどね。

でも、仁左衛門の美しい若旦那姿が見られてよかったです。第一幕で最初に花道から現れたとき、どよめきが起こっていました。まだまだ、というか、ますます、白塗り姿が美しい。声も若々しかったです。

そして、第三幕の前の休憩時間。うう、ちょっとだけ見て帰る時間はある。どうしよう...係り員に、途中でこそこそと退席することを一言断り、お隣の方には前もってお詫びしておきました。1列だけのサイドの、しかも出口に近い席だったのですが、迷惑は最小限にできたかな、とは思います。

「これお富ぃー、久しぶりだなぁー」は聞けなかったけど(涙)。若旦那から変貌したごろつき姿をちょっと見られました。ほとんど台詞は聞けなかったけど、表で石をけりながら待っているとき、ぼーっとしていながらちょいと恰好つけているところ。玄関先でポーズをとって座っているところも素敵でした。これだけでも満足せねば、と、電車で飛び帰り、時間的にはセーフ。ありがたいことだと感謝せねば、ですね。

正統派イギリスの刑事もの

いやあ、よかったです。こんないい刑事ドラマをイギリスがまだ作ってたなんて! いい、いい、ほんとにいい!

イギリスで気に入っていた推理ドラマをフランスのチャンネルで放映しているのを、フランス語吹き替えのまま見るのが好きです。ゆっぴーが寝てから、たまの楽しみです。フランス語のヒアリングの練習という大義もあるし(笑)。
いかにもイギリス的なドラマですが、フランス語で聞いても、私はそんなに違和感がないです。我ながら変だとは思いますが、でも、好きな時間なのです。

イギリスで絶大な気シリーズだった刑事ドラマ「Inspector Morse」は、私も大好きでした。今日みていたのは、その新しいスピンオフ。何しろ、主役の名優ジョン・ソーがなくなってしまったので、モース警部はもうドラマ化できない。それで、以前から、モース警部の部下を主人公にしたシリーズ「ルイス警部」という別のスピンオフシリーズがありました。モースファンとしては、悪くはないけどまあまあだと思っていたら、今度は、時を遡って、亡きモースが若くて駆け出し刑事だった頃の話にしたわけです。

一般的に、二匹目のドジョウを狙って時代を遡っても、良くて「まあまあ」のものしかできませんよね。スタートレックがそうだった。スターウォーズも興行的に成功したかもしれないけど、オリジナルのような歴史に残る作品にはならんでしょう。

だけど、これはいいです。オリジナルに引けをとらない。というか、別の魅力というか味があります。実に丁寧に作ってあって、時代的な雰囲気もよくでてます。心理描写。美しいオックスフォードの風景。俳優の演技力。BGMの使いかた。どれも文句ありません。

オックスフォード大卒の教養豊かなインテリで、クラシック音楽、特にオペラを愛する。一方、性格は屈折していて孤独。生涯独身で、暖かい家庭生活とは無縁。そんな彼が若い頃どんな男だったか。実に納得できます。

今日、初めてこのシリーズをみたのですが、今日のは「オペラ座の怪人」というエピソードでした。題名からの期待通り、「トスカ」の「星は輝きぬ」がずっとBGMに使われていて、それだけで「きゃーっ」と嬉しかったです。それに、クライマックスでは、オックスフォードでのコンサートシーンで、男声ピアニストがベートーベンの「月光」を生演奏してます。ピアノはみるからにアンティックで、”Bechstein”というネームがなにげに映っていました。

そして、オックスフォードのカレッジや街の映像を、これでもか、これでもかと美しく撮って、ああ、まさに「ザ・イングランド」。ああ、イギリスへは今度”里帰り”できるかな..ゆっぴーにも見せてやりたいな、あの街の雰囲気..(などと刑事ものをみてて思うことでもないですが)

これは、オリジナルのモースシリーズ。

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主演のジョン・ソーは、自分自身が癌になり、モースが病死するところを演じてシリーズの結末としてから亡くなりました。
若きモースシリーズも、「新米刑事モース」として日本で放映されているようです。

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実は時代小説が好き

実は、私は時代小説が好きで、以前やっていた別のブログでは、度々時代小説のことを書いていました。時代小説といっても、司馬遼太郎さんなどの高級な歴史小説ではありません。軽い市井小説や捕り物もの読んで、お江戸にタイムトリップするのが好きなのです。この趣味は、イギリスの大学院にいた頃に始まりました。

で、昔よく読んでいたものには、平岩弓枝の「御宿かわせみシリーズ」があります。
趣味のいいプチホテルのような宿屋の女主人、”おるいさん”がヒロインで、何度もテレビ化されている人気シリーズ。

例えば、結婚前は、おるいさんがいつも縫い物をしている描写が好きでした。慎ましく縫い物をしながら好きな人を待っている。そんな姿に憧れたりしてました。(笑)

ゆっぴーは、1歳ぐらいのとき、このシリーズの文庫本のカバーを一つ一つはずして、床に並べるのが趣味でした。このシリーズのカバーって、キレイなんですよ。もちろん和風で。

ロンドンの古本屋でみつけては、ほくほくと集めたり、文庫の新刊を買うのが一時帰国時の楽しみだったわけです。、今は全くおみ限り。(ま、そのことはこちらにおいて置いて..笑)

最近は、畠めぐみさんの「しゃばけシリーズ」など、シリーズ初期のものを時々読み返しています。近作はマンネリ化とか、いろいろ言われていますが、何しろ海外なので最新作はなかなか読めないから、なんとも。ま、たとえ初期のような勢いがなくなったとしても、しゃばけファミリーの暖かさは好きです。

岡本綺堂の「半七捕り物帖」も読みます。綺堂は、文章がさすがだし、この人のを読むと、「かわせみシリーズ」は、「ちょっと綺堂のパクリが多すぎないか?」などときます。ただ、事件描写が殺伐としていて、子供が生まれてからはあまり読みたくなくなりました。

主人公達の「子育て」が、展開で重要な位置を占めることは、市井小説では多くありますよね。美しい女性主人公が、シリーズ初めでは独身で、やがて好きな人と結婚して、そして母になり、まだまだシリーズが続くパターン。

池波正太郎の「剣客商売」では、美剣士三冬様が、子供が生まれても凛として剣の腕を磨いている。「かわせみ」のおるい様などなど。宇江佐真理の「髪結い伊三次シリーズ」では、芸一本の芸者のお文さんも、母になっている。

ただ、「かわせみ」では、(最近の刊については、全然知りませんが)おるいさん、娘が生まれると”産休”体制からなかなかでてこない。出番が少なく、描写もつまらなくなってしまいました。もっぱら旦那さんばかりが活躍して。

それで、「髪結い伊三次シリーズ」のお文さんも、子供が生まれてからは、作者が世代交代を意識しすぎの感がありました。なにも、子供が生まれたからって、すぐさま主人公の座を明け渡させなくても。私としては、大年増になっても、美しくきっぷがよく、お座敷では頼りになる姐さんぶりを、もっと書いて欲しいなあと思っていたのです。で、もう、このシリーズもこの辺で読むのやめかな、と一旦決めたのに、性懲りもなくパリの古本屋でみつけて買ったのがこれ。

我、言挙げす 髪結い伊三次捕物余話 文春文庫 / 宇江佐真理

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これが、読んでみたら面白かったのです。私が見たかったお文さんの姿がありました。亭主持ち、子持ちでありながら、パートで芸者を続けているお文さん。大人の女性であり、母であり、働く女性であるお文さんがいました。また、一人息子の伊代太ちゃんの可愛いらしさの描写もよかったです。ご亭主で、主役のはずの伊三次さんよりも活躍が多いかも。

このシリーズ、これからもしばらくは、この一家をみまもることになりそうです。

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