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雪月花うさぎ

Author:雪月花うさぎ
おいでいただいてありがとうございます。
家族は、英国人の夫と、一人娘のゆっぴー(2007年生まれ)。
大学院留学から長年イギリスに住んでいましたが、数年前、一家で大陸ヨーロッパの片隅に移住。ゆっぴーには、ヨーロッパと日本の両方の文化を受け継いで欲しいです。
子供といろいろ経験するのを楽しんでいくことにしています。

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バービーDVDが意外に深かった

夏にイギリスに行った折、ゆっぴーがバービーのDVDをせがみました。
バービームービー....できれば買いたくなかった。バービー人形はちっともかわいいと思わないし、あの、(最近のはどうかしりませんが)コンピューターアニメっぽさが苦手で。

で、ゆっぴーが選んだのは、人魚と人間のハーフが、母(人魚の女王)の属する、海の中の世界を救う話。

barbie in a mermaid tale

みてみると、さっそく、不自然なモデル体型のティーンの少女達が、ビキニ姿でてきました。バービームービーは、”拒食症を助長する”とか、いろいろ言われてるんでしょうね。

でも、顔は、意外にかわいかったです。バービー人形特有の切れ長な大人顔ではなく、リカちゃんに近いです。パッケージの絵(上のリンクからみえます)は、典型的なバービー顔です。挑戦的でちと怖い。でも、中身のアニメは、少女っぽい。ゆっぴーも、アニメ本編の方がずっとかわいいと言っています。

また、このストーリーのヒロインは、父親が人間で母親が人魚。赤ん坊の時に故あって父方の祖父に育てられた設定です。つまり、彼女には足があって、人間界で育ったわけです。

人魚界の危機脱出に協力することになりますが、これは、年頃になって人魚としての生体が現れるようになったため、「ノーマル、つまり100パーセント人間として生きられるよう」母にたのむためです。

でも、結局は、「私は他に何者であるかにかかわらず、人魚界のプリンセスでもあり、人魚界の民への責任がある」という自覚に目覚めます。

そして、人魚界に平和がもどったとき、母にぽろっと悩みを打ち明けます。「自分は、人間界、人魚界、どちらの世界でも、人とは違っている。どちらの世界でも、受け入れられないのではないか」と。人魚と人間のハーフ。地上に残してきた祖父や友達に会いたいけれど、果たして自分は、また人間界に属することができるのか。

これって、ハーフの子供達のアイデンティティー問題と同じですよね。
そこで、母が言います。「あなたは、人間であり、人魚であるのだ。両方なのだ。その特別さが、あなたの力なのだ。」
人間界と人魚界を自由に行き来でき、人間と人魚の両方のアイデンティティーを持つ存在なのだと。

そして、浜辺で祖父に再会したとき、人魚のしるしである髪の色について「人と違うって、いいことだ」と、誇らしく言い切れるようになります。

結果的に、このエンディングは、ゆっぴーに見せられてよかったです。ハーフの子としての悩みに、バービーが元気に答えてくれる。いえ、バービームービーを1回みたからって、ゆっぴーがヨーロッパと日本の間で悩まなくなるとは思いません。でも、このメッセージが、頭の中にずっと残っていてくれたら、と思います。

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今日の多言語キーフレーズ

"You're unique. That makes you strong.”
正確な台詞は忘れましたが、女王様が言ったのは、こんな言葉でした。
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ドレス その後

エルサのドレス、ほぼ形になりました。型紙通りに布を切ってつなげるところまでは、先週末にできていたのですが、そこからちょっと「どうしたもんか...」と、そのままになっておりました。

エルサ ドレス

いったん布を切ってしまえば(ここが一番面倒くさい)、縫い合わせるのは思ったよりも早かったです。布の性質上、全部手縫いにしました。

問題は、形ができてしまうと「デカい.....」。一応、型紙を確かめたのですが、ちゃんと7-8歳サイズでした。でも、これじゃあ、ゆっぴーが12歳になったらちょうどよさそうな大きさです。ちなみに、スコットランドのハイランドの血もひいているゆっぴー、背は決して低くありません。でも、この裾の長さじゃあ、お引き摺りです。写真のリモコンの位置でちょうどいい長さなんです。また、横幅は、肥満児体系でも入るように作っているのか、ゆっぴーなら二人はいりそう。

というわけで、一週間ほったらかしいにして、やっと盛大に補正を始めました。肩を上げ、ウェストの位置を上げて幅をしぼり、今、裾挙げ中です。 補正で裾から切った布は、バッグにして、またゆっぴーの”おもちゃのお小遣い”で買ったもらおう。

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今日の多言語キーワード

英語で、洋服の型紙 ”pattern”(英語)は、フランス語では”patron”。
パトロンをちょきちょきって....

エルサのドレス

コスチューム作りをしております。「アナと雪の女王」のエルサのドレスです。

画像38

以前の日記にかいた、「楽器のお稽古のご褒美」のおもちゃのお金が貯まってきたので、そろそろエルサのドレスが”買えそう(換えそう)”というわけです。

ゆっぴーも、「アナと雪の女王」には、はまりました。いや、いまだはまっています。今年初めにお友達のおうちでDVDをみて、そのときは「うーん、ちょっとこわいところもあったけど、面白かった」。で、その後、この夏、日本でパパと映画館でみて、夢中。映画館でみた初めての映画が「アナ雪」ということもあったのです。ちなみに、お友達とDVDでみたときは、英語。映画館でパパとみたときは日本語吹き替えでした。

おもちゃのお小遣いで交換できる品のカタログというのがあるのですが、このドレスは、夏の間に、カタログに加わっていました。それで、イギリス滞在中に材料を調達しておきました。布地は、この辺で買うよりも、イギリスのほうが安いので。

布地屋さんで、ちゃんと型紙が売っとりました。大手の型紙配布の会社から出てましたが、公式のものではなうようで、「Frozen (アナ雪の原題)」のFの字もなく、ただ「Costume」とだけかかれています。が、そりゃあ、一目で何のコスチュームかはわかりますよ。

画像40

布地も、それらしきものが集まりました。

画像41

型紙は、一応、エルサとアナ両方のドレスが作れるようになっています。でも、お店の人に聞いたら、みんなエルサ用の布ばかり買っていくそうです。やっぱりね。
「お一人だけ、おばあちゃんが孫のためにアナのドレス用の布を買っていかれたことがありました。でも、お孫さんに、”アナのじゃなくてエルサのが欲しいの”と言われて、あくる日またエルサ用の布を買いに戻ってこられました。」
そりゃまあ、ちょっとお気の毒なことで。おばあちゃんにしてみれば、民族衣装風でかわいいアナのドレスの方をきせたかったのかも。わかりますよ。

実は、かくいうゆっぴーだって、去年の冬、パリのディズニーランドのお店でみたときは、アナのドレスの方を欲しがっていました。そのときは、まだストーリーを知らず、絵をみて、エルサは「ちょっと怖そう」とかおもっていたみたいです。今は、お姉さんっぽいエルサの姿に憧れています。ディズニーとしては、アナがメインのつもりだったのでしょうかね。でも、エルサは魔法が使えるってところが強いのか、あのクールビューティーさがいいのか。また、ゆっぴーは、アナのおてんばぶりが、ちょっと苦手だそうです。

ともあれ、ゆっぴー、ちゃんと毎日お稽古しているので、もうすぐドレスを”買う”ために万金になりそう。急いで作らねば..

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今日の多言語キーワード

Let it go♪ ですが、フランス語版では、
Libérée, délivrée♪  
なんか、これだけ読むと、「フランス革命のスローガン?」と思ってしまう...なんて、ゆっぴーに言ったら怒るだろうな。

久々にバルセロナ

久しぶりに行きましたが、この街は、ほんとに美しいですね。

何回も来ているのに、サグラダファミリア、実は、初めて入りました。塔に上がれたら、違った見方ができたのでしょうが、中は以外にシンプルでした。外から見る方が好きかな..

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独立キャンペーンがあれだけもりあがったのに、投票は流れてしまいましたね。でも、先日の日記にも書いた、例の縞々旗。カタロニアの黄色とオレンジのストライプが、あちらこちらに下がっています。このエレガントな建物を拡大すると、

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みえますね。

flag.jpg

オレンジのストライプに、星がついた旗を、”いつの日か”国旗”としたい”というのでしょう。数年前にはあまりみられなかったですが、今は、スペイン側カタロニアの街でよくみかけます。星は、EU旗からきてるのかな。”EUの新たな国家となる”という意味でしょうか。

サグラダファミリアのあとは、ゆっぴーが楽しみにしていた科学博物館へ。

フーコーの振り子です。

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パパにいろいろ説明してもらいながら、いろいろ試して、結局4,5時間ねばりました。

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今日の多言語キーワード

ずばりカタロニア語で”独立”
independència

バルセロナの街で、この言葉の入ったポスターなどをみかけました。
スペイン語(カスティリア語)では、同じつづりにアクセントがないようですね。

サルディニアから帰還 そしてハロウィーン

昨日、スペインでちょっとゆっくりしから戻ってきました。
今日の夜は、ハロウィーンパーティーでした。いつも通り、子供達は3、4ヶ国語が飛び交わせて、遊んでいました。

実は、個人的にはハロウィーンのお祭騒ぎって、あまり好きではないです。元々はケルトのお祭だったものがアメリカで派手になり、それが近年になってヨーロッパに逆輸入されてきて、なんだか今では世界中で大騒ぎしているのですよね。イギリスのケルト系の人に聞くと、彼らが子供の頃は、ナッツ類や秋の味覚を食べた記憶はあるけれど、静かな行事だったそうです。ナッツ類というところが、カタロニアのカスタニャーダと似ているか..。でも、ゆっぴーが、別々の学校に通っているお友達と久々に会って楽しく過ごせたのだから、まあ、なんでもいいです。

サルディニアでみた夕日です。
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で、これは島産のワイン。
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ゆっぴーは、イギリスから合流した従姉妹達と、たっぷり楽しみました。同じホテルにいたフランス人の女の子も混ぜて、ホテルの庭で一緒に遊んでいました。ゆっぴーが仏語英語通訳をして、最初はちょっとぎこちなかったのですが、そのうち、フランス版「だるまさんがころんだ」や鬼ごっこにみんな夢中になり、大騒ぎしていました。

ところで、「サルディニアではカタロニア語が使われている」という予備知識を持っていったわけですが... 空港を降り、再び空港から飛び立つまで、一言もカタロニア語らしきものは聞かれませんでした。街の人(らしき)人達がしゃべっているのに耳をそばだてているのですが、誰もが抑揚とリズムの美しいイタリア語で話していました。それとも、ここまで来ると、カタロニア語もイタリア訛りになって、あの独特な耳障りさ(失礼)が消えて、イタリア語にしか聞こえなくなっているのだろうか。

と、ふと気がつくと、通りの番地名の上の紋章。この街、アルゲロの紋章でしょうか。オレンジと黄色のストライプがはいっています。これは、スペインでもフランスでもカタロニア圏でよくみる旗と同じ。カタロニアの旗ですね。

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マリーナにいっても、この縞々旗が立っていました。

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潮風で色褪せてますが、左からEU旗、イタリア旗、そしてこの縞々旗。

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今日の多言語キーワード

castanyes (カタロニア語) sweet chestnut (英語) châtaigne (仏語)

なぜ栗かというと、明日は万聖節。(ゆっぴーの学校も、この秋休暇はtoussaint休暇となっています。)
この日が、カタルーニャでは”Castanyada”と言って、焼き栗を食べたり、ナッツの入ったお菓子を食べる日となっているのです。なぜ栗を食べるのかはよくわかりません。万聖節と秋の収穫などがくっついたのでしょうかね。で、このCastanyadaが、なぜかいつのまにかハロウィーンのバカ騒ぎになってしまったところが、なにやら、本家ケルト圏のハロウィーンのたどった道と似ていますね。